2021年10月08日

白青『マルグレア』デッキを使おう!

今回のコラムでは、断罪カウンターを使用する特殊なデッキ、『審判の神殿』と『審判の天使 マルグレア』デッキに着目してデッキを組んでみよう!

白の強力なバウンス能力(※)と、青が得意とする除去能力を組み合わせ、相手の動きを片っ端から止めていくこのデッキは、カウンター管理という他のデッキにはないテクニカルな側面を持つが、ピタリとハマれば、相手を完封できる程の強力なデッキだ!

※バウンス能力=フィールドのカードを手札や山札に『跳ね返す/戻す』能力

◇序盤の戦略~テリトリー開放まで

このデッキは5コストのマルグレアと6コストのユニットが主役となるので、テリトリー開放までは、断罪カウンターを貯めていくのがメインとなる準備期間だ。「ジャッジメント」を持つユニットを優先的に展開しつつ、相手のデッキ次第では序盤の損害を避けたり、カウンターを積極的に集める為に、ブロックも視野に入れて立ち回ろう。

『雷撃精霊 グロナー』

マルグレアデッキの足元を固めるとても優秀なユニット。
3コスト4000のパワーライン(後述)を満たしながら、「ジャッジメント」を持っているシンプルながら優良な1枚。イラストもとても強い。
※個人の感想です。

◇中盤の戦略~テリトリー開放以降

テリトリー開放後は、断罪カウンターの運用の仕方で立ち回りが大きく変化する。『審判の天使 マルグレア』を引けていたなら、貯めたカウンターをマルグレアの能力で消費するのか、それともテリトリー能力で消費するのか、そもそもどんなタイミングで消費するのか?
このデッキが強くも弱くもなる、腕の見せ所だ。

・攻撃的断罪
テリトリー能力を積極的に使って、相手のフィールドを更地にしちゃえな戦略。
1ターンに1枚のユニットをプレイする状況が多いBT1環境では、1ターンに1度とは言え、バウンス能力は極めて強力。
戻したユニットは返すターンでもう一度プレイされてしまうが、プレイ分のエナジーと、もう1枚ユニットをプレイできていたかもしれないテンポを失っているのだ。

・防御的断罪
『審判の天使 マルグレア』のクイック能力をチラつかせて、睨みを利かせる戦略。
彼女の能力は、相手ユニットへのアタックやブロックは勿論、ショットトリガーで出た『キャピタルブレイカー』ですら無効化できる。
クイックタイミングで『審判の天使 マルグレア』のパワー/ヒットを上昇させる目的で、トリッキーに使うなんて戦略も可能で、とても強力。相手の行動を見極めて、無駄に使わされないように注意しよう。

どちらのパターン、あるいは両方を組み合わせることも可能だが、どちらも断罪カウンターを2個ずつ消費する為、手当り次第には使えない。カウンターが枯渇した時の隙がとても大きいので、管理には気をつけよう。