2021年11月08日
辺境の剛勇 ベルティガ
北方の山岳地帯に居を構える豪放磊落な武人。
無骨な戦鎚を自在に振るう豪胆な膂力のみならず、秀でたカリスマ性を備えており、獰猛な配下たちを巧みに率いて、身の丈を遥かに超える大物をも容易く駆逐する。
長らく平原の瑣末事には与しなかった彼らだが、とある竜人の娘の願いと、未曾有の異変を前にその重い腰を上げ、遠き異界の地を目指すこととなる。
テリトリー「溶岩流雪の砦」
大地の鼓動の象徴たる、マグマが流れる山々の麓に建造された拠点。
極寒の環境にあって溢れ出るその紅蓮の生命力は、統率するベルティガの雄叫びと相まって、獣人たちの奥底に眠る野生を呼び起こす。
生き抜くことさえ厳しい自然と恐るべき竜の脅威。戦いに倒れた者は続く者たちの礎となり、後を託された者たちが屍を越えて仇を打ち果たす……。
そうした生命の連鎖が彼らを万夫不当の戦士たちへと変えるのだ。