2021年12月28日
ブースタードラフトで遊ぼう!
「ブースタードラフト」(以下、ドラフト)とは、予め構築したデッキではなく、未開封のブースターパックを使用して、 即興でデッキを組んで楽しむ遊び方です。
<ドラフトを楽しむために必要なもの>
〇プレイヤー:3~8人。
〇使用するブースターパック:6パック×プレイヤー人数
※ブースターVol.1(以下1弾)を3パック、ブースターVol.2(以下2弾)を3パックの計6パックがオススメです。
〇テリトリーカード:各1種類。全ての種類がなくても人数分の枚数があればOKです。
〇スリーブ:開封したカードで遊ぶので、自分が使用する分のスリーブは、自分で用意しましょう。
<前準備>
図のように全員で輪になるように席に付きます。 ドラフトでは席順や、隣に座るプレイヤーが重要になります。 また、後でこの席順が大事になるので、席順をクジ引きやジャンケンなどで決めましょう。 席についたらドラフトの開始です。
遊び方
[手順①]全員で一斉に2パック開封する。
この時、全員が同じ種類のパックを開ける方が望ましいです。予め、何のパックをどの順番で開けるのか相談しておきましょう。
※推奨は『1巡目:1弾×2、2巡目:1弾+2弾、3巡目:2弾×2 』です。
[手順②]カードの中から1枚を選び、手元に伏せて置く。
1枚だけ選んで、他の人には見せずに手元に伏せて置いておきます。この手元に置く行為を「ピック」と呼びます。
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[手順③]残りのカードを、全員一斉に隣のプレイヤーに渡す。
全員が一斉に、同じ方向の隣のプレイヤーに渡します。
回す方向は、1・3順目なら時計回り、2順目は逆時計回りです。[手順④]カードが無くなるまで、②と③を繰り返す。
繰り返すと全部で14枚のカードをピックすることになります。
2パック分のカードを全てピックし終えたら、今までピックしたカードを確認できます。
※2~3でピックしている間は、それまでピックしたカードを確認できません。[手順⑤]新たに2パックを開封して、②~④を繰り返す。
渡す方向を変えながら用意した6パック分が無くなるまで、ドラフトを行います。[手順⑥]テリトリーの配布
用意したテリトリーカードをシャッフルして、全員に1枚ずつランダムに配ります。
もし十分な枚数のテリトリーが用意できたら、2枚ずつ配って好きな方を使用しても良いかもしれません。[手順⑦]デッキの構築
手元に溜まったカードと、配布されたテリトリーを合わせて、それらのカードだけでデッキを構築します。◯ドラフト用デッキ構築のルール
・40枚以上のカード+テリトリーカードで構築します。
・「同じカードは4枚制限」「バスターカード・ショットカードの枚数制限」は全て無視します。
・テリトリーカードは、配布されたもの、自分でピックしたテリトリーのどちらを使用してもOK。
・テリトリーカードもデッキに入れることができます。その際、裏面(キャラクター面)を表に向けてスリーブに入れてください(後述)。
・デッキに入れなかったカードは、脇に置いておきます。[手順⑧]対戦
以下のルールを適用して、各プレイヤー同士で対戦を行います。推奨は総当たり戦です。◯ドラフト用の特殊ルール
・ゲーム開始時に準備するエナジーの内、1枚を裏向きでセットします。
・テリトリーカードは、エナジーゾーンにだけセットできます。セットする時は、一度表面を見せてから裏向きでセットします。
・エナジーに置かれた裏向きのカードは、何色のコストでも支払いができます。
・観測者は何色のテリトリーでも開放できます。
・特定の称号を指定した「覚醒アイコン」は、称号を無視して有効になります。
・テリトリーが未開放の状態で、イエローゾーンからレッドゾーンに到達した時、その次のメインフェイズ開始時に、テリトリーを開放できます。
このルールはゲーム中で1度だけ適用できます。[手順⑨]カードの分配
ドラフトで使用したカードを誰が獲得するかは幾つかルールがあります。
推奨は「ドラフト分配ルール」ですが、その他の方法も含めて、参加者全員でちゃんと話し合ってから決めましょう。◇ドラフト分配ルール
全ての対戦が終わったら、自分がピックしたカードの中から、R、SR、UR、DR、パラレルレアを全て抜き出し、全員でテーブルに並べます。 その後、対戦の順位に応じて、1位から順に順番に1枚ずつ欲しいカードをピックして自分のものにします。 全員が1枚ずつピックアップしたら、また1位から繰り返して、並べたカードが無くなったらドラフトの全行程終了です。
※ノーマルのカードは自分が取ったカードをそのまま自分のものにできます。◇取り切りルール
ドラフトで自分がピックしたカードは、レアリティに関わらず、全て自分の所有物にするルールです。ブースタードラフトの遊び方、どうだったろうか?
ドラフトではいつもは使わないカード、使ったことがないカードが飛び交ったり、『千尋の大渓谷』を使ってるのに『魂を賭ける者 ブルーム』の復活能力が使えたりなど、通常のゲームでは成立しないコンボが飛び出したりするので、いつもと違う新鮮なビルディバイドを楽しめるぞ!
トリガーの枚数が相手によって変わるのもポイント!!今回のルールは『推奨ルール』なので、人数が3~4人の時は1度に開封するパックを1パックずつにしたり、テリトリーの配布ルールなどを自由にアレンジして貰っても構わない。特に慣れない内は、使用するパックを7~8パックにするのもオススメだ。 もし遊べる環境が整ったら、絶対楽しいので1度は遊んでみて欲しい!